今年のEurovsion Song Contest はコロナウイルスの影響で中止だが、代替でセミファイナリストのビデオクリップを放送。私も仕事が休みなので、朝4時(中央ヨーロッパ時間21時)からYouTubeチャンネルで視聴。
司会やアーティストコメントは英語だが、画面横に流れるチャットが、英語以外の言語(キリル文字も結構ある、ギリシャ文字やアゼルバイジャン文字も)がガンガン流れて来て、世界中で同時に視聴している感覚がなんとも言えず素晴らしい。
今年の最大の注目はロシアのLittle Big / Uno。とにかくビデオクリップが面白過ぎる!これは日本でも子どもに絶対ウケる!クセになります。なんでロシアなのにスペイン語の歌詞なのか、そういうシュールさがたまらない!アイルランドのLesley Roy / Story of My Life は元気の出るポップロックがファンタスティック。
エントリーアーティストによる過去のユーロビジョンのベスト曲紹介。Patricia Kaas って出場してたんだ。やっぱりMans Zelmerlow ’heroes'人気あるなあ、僕も好き。
再びエントリーアーティストのパフォーマンス、アゼルバイジャンEfendi / Cleopatra が一見レディガガのパクりだが、このエキゾチックさはなかなかユニーク。イスラエルのプリミティブなアフリカンリズムが秀逸。ウクライナのシャープな女性ボーカルにトライバルビートの組み合わせが面白い。バラードでは、イタリアが断トツで良い。ドイツのBen Dolic / Violent Thing がちょっとなつかしめのディスコソング、分かりやすいと言う意味で受けそう。昨年優勝のオランダも良いバラードソング。
最後のダイジェスト、リスナーがお歌って踊ってみた動画にこの番組の連帯感を感じる。本当に、彼らが厳しいロックタウンの中でこうして音楽でつながっている奇跡には目頭が熱くなるのを抑えられない。